ビジネスとして成り立つ仕組み

気になるのは、合宿免許講習がビジネスとして成立するのかどうか、ということです。短期間に講習を詰め込み、生徒はホテルや旅館などに宿泊し食事をするのですが、それらを含めトータルのコストをパッケージにした料金設定で、しかも場合によっては通学よりも安くなることもある、それで採算があうのかどうか?

そこには理由があります。そもそも免許取得する人間が減っていますので、普通のやり方では生徒を集めにくくなっています。施設の所在地以外のところからも来てもらえる合宿免許は受講者確保の手段として効率的なのです。観光地にある合宿免許専用施設なら、都会からも集客が見込めます。また、スケジュール管理が楽になります。なぜならあらかじめ受講生ごとに決められたスケジュールをこなせばよいので、キャンセル待ち対応などが不要で、受講生の管理コストが楽になりますし、講師のスケジュール管理も楽です。

このため受付など生徒管理、スタッフの管理などが効率よくできるため、間接費が減らせます。また、受講者が多ければまとまった売り上げになるため、原価を安く設定できることから、料金も抑えることができます。宿泊施設にとっても値段を抑えても宿泊者を受け入れた方がいいのです。